【測量士試験対策】記述問題で使えるひな形②|写真測量・路線測量を完全攻略

測量士試験の午後問題(記述式)では、専門用語を正しく使った文章構成が得点のカギになります。
本記事では、前回に続き「そのまま使える記述ひな形」と、得点につながる理解ポイントをセットで解説します。

写真測量(空中三角測量)の記述ひな形
空中三角測量は、重複撮影された空中写真を用いて地上点の三次元座標を求める測量である。本手法は広範囲を効率的に測量でき、地形図作成に広く利用される。まず写真の内部標定を行い、カメラの内部要素を再現する。次に外部標定を実施し、撮影時の位置および姿勢を求める。標定点は地区内に均等に配置し、精度を確保する。写真間の結合点を用いてブロック調整を行い、最小二乗法により誤差を配分して座標を決定する。撮影にあたっては前後重複率および側方重複率を確保し、標定点の分布や写真の鮮明度に留意することで成果の品質を確保する。

※得点アップのポイント
内部標定・外部標定はセットで書く
「三次元座標」「最小二乗法」は頻出キーワード
重複率(前後・側方)に触れると加点されやすい

※ワンポイント
「ブロック調整」という言葉を入れると、理解度が高いと評価されます。

路線測量の記述ひな形
路線測量は、道路や鉄道など線状構造物を計画・施工するために、その中心線の位置および高さを決定する測量である。本測量は設計および施工の基礎となる重要な作業であり、中心線測量、縦断測量、横断測量等から構成される。まず、基準点を基にIP点を設置し、方向角および距離を観測して中心線を決定する。曲線部においては曲線要素を算出し、所定の方法により曲線を設置する。次に縦断測量を行い、中心線上の各点の地盤高を求め縦断面図を作成する。さらに横断測量により中心線に直交する方向の地形を測定し、横断面図を作成する。観測にあたっては基準点との整合、器械の整準、視準距離の管理に留意し、閉合差の確認および必要な補正を行うことで所定の精度を確保する。

※得点アップのポイント
「中心線・縦断・横断」の3点セットは必須
IP点・曲線設置まで書けると高評価
「閉合差」「補正」で締めると文章がきれいにまとまる

※ワンポイント
「施工の基礎」という表現は試験で非常に好まれます。

記述問題で差がつくコツ
① 型を覚えるだけでは不十分
→ 意味を理解して少し言い換えられると強い
② キーワードを落とさない
→ 採点は「単語チェック型」が多い
(例:最小二乗法・標定・IP点)
③ 最後は“精度確保”で締める
→ 測量の本質=精度管理

まとめ
写真測量は「標定+ブロック調整」
路線測量は「中心線+縦断+横断」
最後は精度管理で締めると高得点

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